浮気調査にはお金がかかります。だからこそ、失敗は絶対に避けたいですよね。今回の記事では、
- 浮気調査の失敗とはどのようなパターンなのか?
- 浮気調査に失敗するとどうなってしまうのか?
- 浮気調査に失敗しないための探偵選びのコツ
など、浮気調査の失敗について詳しくご説明します。今回の記事を参考にしていただいて、浮気調査の失敗を未然に防いでくださいね。
浮気調査の失敗パターン
そもそも浮気調査の失敗とはどのようなことを指すのでしょうか。まずはよくある失敗パターンをご紹介します。
ターゲットに浮気調査がバレる
尾行がターゲットにバレたり、浮気の現場を抑える瞬間のシャッター音が聞こえてしまったり、浮気調査の契約書をターゲットに見られたりなど、ターゲットに浮気調査をしていること自体がバレてしまうという失敗パターンがありえます。
ターゲットに浮気調査がバレるととても警戒されてしまうので、もう一度浮気調査をしようとしても浮気の証拠を掴みにくくなってしまいます。この失敗は、最も避けたい失敗パターンと言えるでしょう。
警察によって浮気調査が強制中断になる
ターゲットが車で移動する場合は、探偵も車やバイクで尾行しますが、その際、常に後ろを尾行できないので、車線変更を頻繁に行います。結果的にかなり荒い運転になってしまいますので、パトロール中の警察に止められてしまうケースがあります。
こうなるとターゲットの尾行を中断せざるを得ないので、肝心の浮気現場を抑え損ねるという結果に繋がってしまうのです。
浮気の証拠が取れない
浮気していることは確かなのに、浮気の証拠が取れないという失敗パターンもあります。これは主に、探偵のスキル不足、機材のクオリティの低さなどが原因として考えられますので、探偵事務所選びを慎重に行うことで防げる失敗だと言えるでしょう。
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調査報告書が浮気裁判で証拠として使えない
有利に離婚したい場合や、不倫慰謝料請求をしたい場合は、裁判で浮気調査報告書を提出する必要があります。その際に証拠として認められないという失敗例もあります。その原因として考えられるのは、下記のとおりです。
- 証拠写真が不鮮明でターゲットとその浮気相手であると断定できない
- 継続的な肉体関係があったと断定できない(証拠写真が1枚しかない、時系列が不明…など)
こういった失敗を防ぐためには、浮気調査の契約をする前に、調査報告書のサンプルを見せてもらい、裁判で使えるものかどうかチェックしておくことが大切です。
浮気調査料金をぼったくられる
これは、悪徳探偵に引っかかってしまった場合に考えられる失敗パターンです。最初、格安な料金を提示されていたのに、調査が終わった段階で追加料金などを請求され、合計金額が高額になってしまうというケースは少なくありません。
このようなことにならないためにも、調査を依頼する前に
- 調査料金の内訳や追加料金が発生する可能性があるのかどうか
- 経費は料金に含まれているのかどうか
など、しっかりと確認しておきましょう。
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浮気調査の失敗によるリスク
続いては、浮気調査に失敗してしまった場合、どのようなリスクがあるのかについて見ていきましょう。
調査料金が無駄になる
浮気調査に失敗したからと言って、調査料金が戻ってくるわけではありません。料金プランの中には、調査が成功しなければ料金が発生しない成功報酬制というものもありますが、その場合でも通常、着手金は戻ってきません。
決して安くはない浮気調査料金が無駄になってしまうのは避けたいですよね。
パートナーとの関係が悪化する
浮気調査していることがパートナーにバレてしまうと、開き直って浮気相手と会う頻度が増えてしまうことも考えられますし、気持ちがより一層浮気相手に向いてしまうこともありえます。
離婚したくない場合や、関係修復を望んでいる方からすると、このような形での関係悪化は絶対に避けたい事態でしょう。
パートナーの警戒心が強くなり次の調査がしにくくなる
パートナーに浮気調査していることがバレると、確実に相手の警戒心は強くなります。そして、浮気相手と会うことを控えたり、証拠を取られないように必死で隠したりし始めます。
一度バレてしまうと、次にどんなに腕のいい探偵に調査を頼んでも証拠が取りにくくなってしまうのです。
浮気裁判で慰謝料請求ができなくなる
証拠が取れなかったり、証拠のクオリティが低かったりという失敗の場合、裁判で慰謝料請求ができなくなってしまいます。
慰謝料請求をするために浮気調査をしたのに、裁判で認められなければ、お金をかけて調査をした意味がありませんよね。
依頼者のあなたも注意!失敗を招くNG行為
浮気調査に失敗するのは、探偵だけの責任ではない場合もあります。依頼者であるあなた自身も、失敗を防ぐためにいつも以上に注意深く行動しなければいけません。ここではよくやりがちな失敗を招くNG行為についてご説明します。
浮気調査期間中に問い詰めてしまう
浮気調査を開始すると、パートナーが浮気しているかどうかがいつも以上に気になってしまうと思います。つい本人に浮気について問い詰めてしまいたくなるのはわかるのですが、これは絶対に辞めましょう。
浮気調査期間中に問い詰めてしまうと、「俺(私)って、浮気を疑われているんだ」と自覚してしまうため、証拠を取るのが難しくなってしまい、失敗を招いてしまいます。
いつもと違う態度で接してしまう
問い詰めるまでいかなくても、いつもと違う態度で接してしまうのもNGです。妙に優しく接したり、普段より口数が減ってしまったり、とにかくいつもと違う態度で接してしまうことで、ターゲットに警戒されてしまうリスクが高くなってしまいます。
別居をする
「浮気するような人とはできるだけ一緒にいたくない」と思って別居を考える方は多いでしょう。しかし、浮気の証拠を掴んで有利に離婚したいと考えている方や、不倫慰謝料を請求しようと思っている方は、別居は避けるべきです。
別居をすることで、裁判で浮気云々の前にそもそも夫婦関係が破綻していたと判断され、浮気の証拠を提示しても離婚条件や慰謝料請求が通らなくなってしまうからです。
リスクの高いセルフ調査をしてしまう
自分で浮気調査をする方法は、インターネットで調べればたくさん出てくると思います。しかし、探偵による浮気調査期間中はできるだけ避けたほうがいいでしょう。
絶対にバレないようなものであれば問題ないのですが、中にはバレるリスクの高いセルフ調査もあります。
セルフ調査によってターゲットに浮気調査していることがバレてしまっては、依頼している探偵の調査自体も失敗に終わってしまいます。
浮気調査で失敗しないための探偵選びのコツ
浮気調査が失敗に終わらないためには、調査スキルが高い優良探偵事務所に依頼することが大前提です。ここでは、探偵選びのポイントについてご紹介します。
調査報告書のサンプルを見てから契約する
裁判で使える証拠なのかどうか、納得できる結果を報告してもらえるのかどうかを見極めるために、契約前に必ず調査報告書のサンプルを見せてもらうようにしましょう。
写真は鮮明なものかどうか、複数の証拠写真があるかどうか、調査内容は詳細に記載されているかどうかなどをよく見るようにしてくださいね。
探偵事務所が過去に行政処分を受けていないかを確認する
浮気調査料金をぼったくられないために、そして、違法な調査方法をされないために、依頼しようとしている探偵事務所が行政処分を受けていていないかどうか、確認しましょう。
各都道府県の「行政処分を受けた探偵事務所・興信所一覧」で行政処分を受けているかどうかを確認できます。
浮気調査期間中も調査員と連絡が取りあえるか確認する
きちんと調査してくれているのか、不正に調査を引き延ばしていないかどうかなどを確認するためにも、浮気調査中はもちろん定期的に調査員と連絡が取りあえるのかどうか、事前に確認しておきましょう。
契約書の内容に不備や不利な条件がないか確認する
内容に不備が無いか、こちらに不利な条件がないか、依頼する内容は希望通りで合っているかなど、しっかりと契約書についても確認をしてください。
見積もりで調査料金を確認する
調査が終わってから法外な料金を請求されないように、契約前にしっかりと見積もりを出してもらいましょう。最終的な金額がいくらくらいになるのか、追加料金が発生する場合があるのかなど、気になることはその場で質問して疑問を解消してくださいね。
探偵事務所の評判や口コミをチェックする
探偵事務所の評判や口コミをチェックすることも、失敗を避けるためには有効です。実際に調査を依頼した人がどう感じたのか、どういう結果だったのかを知ることで、自分が依頼した時のイメージもしやすくなります。
複数の探偵事務所を比較しながら検討したい場合は、当サイトでもご紹介できますので、是非利用してみてくださいね。