浮気調査は、失敗すると証拠をつかみにくくなる恐れがあるため、慎重に行うことが大切です。
自分で浮気調査をする具体的な方法を確認しておきましょう。また、場合によっては探偵に浮気調査を依頼することが大切です。
自分で浮気調査をする方法
自分で浮気調査をする方法について詳しくみていきましょう。
財布・カバンの中をチェックする
財布やカバンの中には、ホテルの領収書や行くはずのないところにあるコンビニのレシートなど、浮気の証拠が出てくる可能性があります。
そのほか、浮気相手の私物や密会予定を書いたメモ、コンドームやピル、浮気相手との連絡専用のスマホなども出てくるかもしれません。
このような物は必ずしも有力な証拠にはなりませんが、問い詰める材料にはなるでしょう。
この段階ですぐに浮気を追求するのではなく、さらに多くの証拠を集めることが大切です。
クレジットカードの利用履歴をチェックする
クレジットカードの利用履歴をチェックすることで、ホテルを利用したことがわかる場合があります。
また、周辺のコンビニやカラオケ店、レストランなどの利用履歴から浮気の疑念が確信に変わる場合もあるでしょう。
また、ビジネスホテルの利用履歴だったとしても、2人分の料金を支払っていることがわかれば、誰と宿泊したのか追求できます。
最初に、誰かと宿泊したか聞き、「1人で宿泊した」と言われてから2人分の利用料金を支払っていることを追求すれば、浮気を認めるかもしれません。
自家用車の中をチェックする
自家用車の中をチェックすることで、浮気の証拠が出てくる可能性があります。
配偶者が吸わないタバコの吸い殻が捨てられていたり、吸うにしても銘柄が違ったりした場合は、浮気している可能性が高いと言えます。
また、助手席に誰も乗せていないはずなのにリクライニングした形跡がある場合も誰かを車に乗せていた証拠となるでしょう。
先に、車に誰か乗せたか確認し、「誰も乗せていない」との返答を得られてから追求することで、浮気を認めるかもしれません。
怪しい日はゴミ箱の中身をチェック
自宅で浮気をしている可能性がある場合は、配偶者だけが自宅にいる日にゴミ箱をチェックしましょう。
コンドームや使用済みのティッシュが捨てられていた場合は、浮気していたと考えられます。
その他、浮気する日を決めるときに使用したメモが捨てられている場合もあります。
携帯の中身をチェック
スマホの中身をチェックすることで、浮気の可能性がわかります。チェックすべきポイントは次のとおりです。
通話履歴
通話履歴に見知らぬ女性の名前がある場合、浮気相手の可能性があります。ただし、友人や同僚の場合もあるため、通話時間や頻度に注目が必要です。
例えば、必ず週に1回水曜日の夜に30分だけ通話しているなど、連絡のタイミングが固定されている場合は、浮気相手の可能性が高いでしょう。
むやみに連絡を取り合うと疑われるため、連絡のタイミングを決めていると考えられます。
また、「○○部長」のように役職名がついていたり、同性の名前であったりしても偽装を疑うことが大切です。
メール
スマホだけではなくパソコンで使用しているアカウントのメールもチェックしましょう。
スマホからパソコンのメールアカウントにアクセスして、浮気相手と連絡を取り合っている可能性もあります。
メールに肉体関係を持ったことがわかるメッセージがあれば、裁判でも使える有力な証拠となるため、スクリーンショットや動画で撮影しておきましょう。
SNS
FacebookやInstagram、Twitter、mixiなどSNSのメッセージをチェックしましょう。
通話履歴のように相手の名前やアカウント名を偽装できないため、誰と浮気しているのかまでわかります。
また、スマホのメールは削除しても、SNSのメッセージは削除し忘れる場合もあるでしょう。油断しやすいところのため、徹底的に調べたいところです。
LINEやカカオトーク
LINEやカカオトークなどにメッセージの履歴が残っている場合があります。
最初は、毎回トークルームを消していたものの、面倒になって履歴を残すようになる場合もあるため、漏れなくチェックしたいところです。
また、LINEとカカオトークはどちらもチャットツールですが、両方をスマホにインストールしている場合は、どちらかを浮気用に使用している可能性があるでしょう。
Skype
Skypeは音声通話のイメージが強く定着していますが、実はメッセージの送受信も可能です。
盲点を突いてSkypeで浮気相手と連絡を取り合っている可能性もあるため、必ずチェックしたいところでしょう。
メモ帳アプリ
メモ帳アプリに、「浮気相手と会う予定」や「浮気相手と一緒に定めたルール」、「浮気を隠すためのポイント」などを記入している可能性があります。
メモ帳は浮気調査のときに見逃しやすいところのため、忘れずチェックしましょう。
アプリを使って行方を追う
配偶者のスマホにアプリをインストールしておけば、どこにいるのか追跡できるようになります。次のようなアプリを利用しましょう。
Prey Anti Theft
本来は、盗難防止を目的に開発されました。スマホにインストールすることで、遠隔操作でスマホにロックをかけたりアラームを慣らしたりできます。
また、GPS機能でスマホの位置を調べられるため、ホテルにいるかどうか、本当に出張に行ったのかどうかなどの調査が可能です。
設定方法はこちらのサイトをご参考ください。
恋人や夫婦が浮気をしているのではないかとソワソワし、怪しい行動にどうしても目に付いてしまうといった場合、有効なアプリがあ…
iCloud
iCloudは、iPhoneであれば最初からインストールされています。
本来はオンラインストレージとして写真や動画をアップロードしておくアプリですが、「iPhoneを探す」という機能でスマホの所在地を確認することも可能です。
mSpy
スマホにインストールすることで、テキストメッセージや通話履歴、現在地などをモニターできるアプリです。本来は、子供をネット社会の危険から守ることを目的に開発されました。
メッセージや通話履歴を消されてもリアルタイムでモニターできるため、証拠をつかむことが可能です。
AirDroid
インストールしたスマホの画面をモニターできるアプリです。リアルタイムでメッセージを確認できるため、証拠隠滅されても問題ありません。
本来は、スマホ上のトラブルを家族が解決したり、オフィスのパソコンを遠隔操作したりすることを目的として開発されました。
自分で浮気調査をするメリット・デメリット
自分で浮気調査をすることには、どのようなメリットとデメリットがあるのか詳しくみていきましょう。
メリット:お金がほとんどかからない
自分で浮気調査をする場合、探偵に支払う費用がかかりません。
ターゲットを尾行するときの交通費や有料アプリを使うときの料金程度しかかからないため、長期にわたって調査しやすいでしょう。
メリット:何が起こっても自己責任なので気が楽
自分で浮気調査をした際に、どのようなトラブルが起きても自己責任です。そのため、楽な気持ちで調査できるという方もいるでしょう。
仮に、質の低い探偵に依頼してしまい、トラブルが起きた場合には、依頼したのを後悔する可能性があります。
デメリット:単純に証拠を見つけられない
自分で浮気調査をしても、証拠を見つけられない可能性があります。どれだけ時間がかけても証拠をつかめず、浮気しているかどうかわからないままとなるのです。
尾行して浮気相手といるところを写真や動画に撮りたいところですが、顔が知られている以上、下手に尾行はできないため調査は難航するでしょう。
デメリット:バレたら修羅場になる
浮気調査していることをターゲットにバレると、修羅場になります。浮気調査をしていることを指摘され、自分が悪者にされる可能性もあるでしょう。
完全な証拠をつかまなければ、相手には言い逃れされてしまいます。
デメリット:手に入れた証拠が法的に有効かどうか怪しい
証拠を手に入れたものの、法的に有効かどうか判断がつかない場合があります。
例えば、メールに「好きだよ」と書かれていたが浮気になるのかがわからないといったケースが挙げられます。
法的に有効ではない証拠は、浮気を認めさせることも難しい可能性があるため注意しましょう。
浮気の証拠がない状態でいくら問い詰めても、「考えすぎだろ…」などと言い逃れされてしまうことが一般的です。 裁判で離婚や慰謝料を請求するにしろ、話し合いで浮気を止めさせるにしろ、証拠を確保しておくことは非常に重要だといえるでしょう。 […]
探偵が行う浮気調査の方法
探偵は、浮気調査のプロです。探偵がどのように浮気調査するのか詳しくみていきましょう。
聞き込み
ターゲットが浮気相手と食事をしたりカラオケを楽しんでいたりしていたか、店に聞き込みを行います。
また、知人や同僚に近づいて、浮気の可能性を探ることもあるのです。聞き込みで得た情報をもとに浮気の可能性を確認し、次のステップへ進みます。
張り込み
聞き込みや依頼人から得た情報をもとに、ホテルや飲食店に張り込みます。
ホテルから浮気相手と一緒に出てきたところを写真や動画に撮り、確実な証拠を入手できるのです。
自分で浮気調査をする場合、張り込みはバレやすいため簡単にできることではありません。
尾行
ターゲットを尾行して、浮気の証拠をつかみます。最初は飲食店で食事をしただけでも、その後にホテルへ入っていく可能性があるでしょう。
尾行が何時間にも及ぶケースでは、プロのテクニックが必要です。人ゴミに紛れてもターゲットを見失わず、ときに複数人で連携してターゲットを尾行します。
探偵に浮気調査を依頼するメリット・デメリット
探偵に浮気調査を依頼することには、どのようなメリットとデメリットがあるのか詳しくみていきましょう。
メリット:自分で浮気調査をするより成果が出やすい
探偵は浮気調査のプロのため、自分で調査するよりも証拠をつかめる可能性が高いでしょう。
聞き込みや張り込み、尾行などを駆使してターゲットを捉え、ホテルから出てくるところを写真や動画に撮るなど、法的に有効な証拠を取得してくれます。
メリット:法的に有効な質の良い証拠が得られる
離婚や慰謝料請求には、法的に有効な証拠が必要です。裁判で有効ではない証拠を入手しても、要求が認められない可能性があります。
ホテルから出てくるところの写真や動画以外にも有効な証拠はあるので、探偵に任せて多くの証拠を入手したいところでしょう。
デメリット:調査費用がかかる
探偵に依頼すると、当然ながら調査費用がかかります。数万~数十万円もの費用がかかるため、経済的に余裕がないと頼みづらいかもしれません。
離婚による慰謝料が期待できる場合は、分割払いを利用するのも1つの手段です。
デメリット:トラブルに巻き込まれることも
悪質な探偵に依頼してしまうと、見積もりよりも著しく高い費用を請求されたり、無駄に調査期間を引き延ばされたりします。
また、調査していることをターゲットに伝えるなどと脅され、金銭を要求される可能性もあるのです。
まとめ
浮気調査は自分でも行えますが、やはり探偵に依頼するのがおすすめです。法的に有効な証拠を速やかにつかみ、次のステップへスムーズに進めるようになります。
信頼性が高い探偵に依頼すればトラブルの心配もありません。浮気調査を検討している方は、まずは相談してみましょう。