行動調査の具体的な方法|自分と探偵ではどう違う?

行動調査を行う前に、その方法について確認しておきましょう。

間違った方法で調査すると、対象者にバレるリスクが高まります。

また、自分で行動調査をする場合、探偵と同じ方法で調査することができません。

行動調査は、可能な限り探偵に依頼することが大切です。ここでは、行動調査の方法について、自分で行う場合と探偵に依頼する場合に分けて詳しくご紹介します。

バレるリスクだけではなく、法を犯してしまう可能性もあるので、自分で行動調査を行う場合は注意が必要です。

探偵が行う行動調査の方法

探偵が行う行動調査の方法

探偵は、目的に応じた方法で行動調査をします。主に行う調査方法は次のとおりです。

周囲の人への聞き込み

対象者の友人や知人などの関係者に聞き込みをします。探偵の身分を明かさずに聞き込み調査を行うことで、対象者にバレずに情報を入手できます。

また、怪しまれないように聞き込み調査をすることが可能です。

行動調査前の事前調査で情報を得るために、聞き込みを行うことがまれにあります。

対象者への聞き込み

対象者に直接聞き込みを行う場合もあります。探偵の身分を明かさずに、自然な会話の中から必要な情報を引き出します。

自分で行動調査を行う場合、対象者に直接聞いても嘘をつかれる恐れがあるでしょう。また、怪しんでいることが伝われば、喧嘩になる可能性もあります。

探偵は、信頼性が高い情報を安全に引き出せるのです。

尾行

対象者を尾行して、行動を調べます。金遣いが荒くなった場合や浮気の影が見える場合などに有効です。

複数の調査員が尾行することで、対象者を見失うことなく証拠を入手できます。

証拠となる写真や動画、音声などは、本人を問い詰める際に役立ちます。

自分でも尾行は可能ですが、顔を知られているため、バレるリスクが高いでしょう。

尾行に気づかれて待ち伏せをされたり、しっぽを出さなくなったりする可能性もあります。

探偵は、相手に尾行を気づかせることがありません。また、万一顔を見られても、探偵だと見破られることはないでしょう。

張り込み

対象者が訪れる可能性が高い場所に張り込み、行動を調べる方法です。

例えば、妻が自宅にいないタイミングで、自宅に不倫相手を招き入れている可能性がある場合には、自宅前で張り込みます。

あらかじめ、対象者のスケジュールや移動手段、ルートなどの情報を取得し、待ち伏せをするケースもあります。

自分で行う行動調査の方法

自分で行う行動調査の方法

自分で行う行動調査の方法は限られています。また、探偵とは違い、調査がバレるリスクがあるため注意が必要です。

自分で行う行動調査の方法は次のとおりです。

スマホの中身をチェック

対象者のスマホの中身をチェックしましょう。

メールやLINEだけではなく、FacebookやTwitter、Instagramなどをチェックすると、目的の情報を入手できる可能性があります。

例えば、子どもが嘘をついて外出している場合は、SNSをチェックすることで、外出の目的がわかるかもしれません。

ただし、スマホを勝手に見たことを知られる恐れもあるため、安易に調べないことをおすすめします。

尾行

嘘をついて出かけた場合、尾行をすれば真実がわかる可能性があります。

しかし、顔を知られているため、対象者が振り返るだけで尾行がバレてしまうでしょう。

尾行していることがバレると、警戒心が非常に強くなることで、探偵に依頼してもしっぽを出さなくなる恐れがあります。

そのため、むやみに尾行はせずに、探偵に依頼することをおすすめします。

共通の友人に聞き込み

共通の友人に聞き込みをすることで、情報を入手できる可能性があります。

共通の友人でも、対象者との仲が良い場合は、聞き込みを避けた方がいいでしょう。

調査していることが対象者に報告される恐れがあります。

さらに、自分で行動調査していることがバレてしまうと、信頼関係にヒビが入ってしまうという大きなリスクが伴うことになります。

行動調査にかかる期間は数日~1ヶ月

行動調査にかかる期間は数日~1ヶ月

行動調査にかかる期間は、数日~1ヶ月程度です

自分で調査をする場合、仕事や家事などの合間にするため、数ヶ月以上かかる可能性があります。

事態が悪化する恐れもあるため、探偵に依頼することをおすすめします。

また、調査項目が少なく、対象者の行動スケジュールを把握できている場合は、数日で調査が完了する可能性もあるでしょう。

スムーズな行動調査に必要な情報

スムーズな行動調査に必要な情報

短期間で結果を出すには、対象者のさまざまな情報が必要です。次のような情報を探偵に伝えましょう。

対象者の写真

対象者の写真は、行動調査において必須です。顔がわからなければ、尾行や張り込みができません。

聞き込み調査に限定すれば写真は不要ですが、入手できる情報も限られます。

前方、サイド、後方など、さまざまな角度から撮った写真を用意しましょう。

前方からの写真だけの場合、人ごみに紛れたときに見つけにくくなる可能性があります。

顔写真だけでなく、全身のシルエットがわかる写真があれば、尚良いでしょう。

行動スケジュール

1日の行動スケジュールを把握することで、尾行や張り込みをしやすくなります。

また、聞き込み調査をする友人や知人と確実に合わない日程を知ることも大切です。

聞き込み調査中に対象者と出会ってしまうと、調査をしていることがバレる可能性があります。

移動手段

車や徒歩、バスや電車などの移動手段を調べておきましょう。

徒歩だと思っていたら車で移動を始めたといったケースでは、車両の準備が必要です。

また、その日の調査は諦めて、別の日に改めて調査することになるでしょう。

余計な調査費用がかかる恐れもあるため、移動手段は十分に確認しておくことが大切です。

移動手段を把握しておくことは、行動調査の成功率を上げることに直結しているので、できる限り情報を伝えておいた方が良いでしょう。

勤務先

自宅から会社に行くまで、あるいは会社から自宅へ帰るまでの足取りを追う場合は、勤務先の名称や住所などを探偵に伝えましょう。

行動調査の依頼前に決めておくこと

行動調査の依頼前に決めておくこと

行動調査を探偵に依頼する場合は、事前に次の2つを決めておくことが大切です。

行動調査の目的と依頼内容

行動調査の目的と具体的な調査日程を決めておきましょう。

単身赴任中の夫の行動を調べたい、子どもの交友関係を調べたいなど、目的はさまざまです。

行動調査の目的によって、調査方法も異なります。

また、行動スケジュールを把握できている場合は、具体的にいつ調査を依頼するか決めておきましょう。

日程を絞り込むことで、最低限のコストで質の高い情報を入手できます。

行動調査のゴール地点

行動調査のゴール地点を定めておくことで、余計な調査が発生しません。

怪しい行動がみられるまで調査を続ける形式では、予想以上に費用がかかる恐れがあります。

1週間だけ調査をして、怪しい行動がなければ調査を終えるのも1つの方法です。

探偵の意見も踏まえて行動調査のゴール地点を決めることをおすすめします。

行動調査を依頼する流れ

行動調査を依頼する流れ

それでは、探偵に行動調査を依頼する流れを詳しくみていきましょう。

相談する

信頼できる探偵事務所を選び、営業時間や所在地を調べてください。いきなり依頼するのではなく、まずは相談しましょう。

依頼するかどうか決まっていなくても問題ありません。探偵に悩みを伝えることで、どのような調査が可能か説明を受けることができます。

そのときに、探偵の質や信頼性などをチェックしましょう。

契約を焦らせたり、不安を煽ったりする探偵は、契約後にトラブルになる可能性があります。

依頼主のことを考えて、適切な調査ができる探偵事務所を選びましょう。

相談料は基本的に無料ですが、2回目から有料の場合があります。

過去に行政処分などを受けていないかなども、警視庁のホームページで確認することができます。

具体的なプランを立てる

依頼することを決めたら、具体的な調査プランを立てましょう。

調査の目的や対象者の行動スケジュールなどを踏まえ、調査の日時を決めます。自分で日程を決められない場合は、探偵と相談して決めましょう。

提供した情報に基づき、調査に適した日程を提案してくれます。

契約書にサインする

探偵に依頼する場合は、必ず契約書を交わしましょう。

契約書を交わさない場合、約束した覚えがない解約金や追加料金を請求される恐れがあります。

契約書には、調査日程や調査員の数、料金などがすべて記載されているか確認しましょう。

内容に疑問が残る場合は、署名と捺印をしないことが大切です。

契約書の内容に問題がないことを確認できたら、署名と捺印をしましょう。

探偵業法により、調査を請け負う際には、契約書と重要事項について書面を交付して説明しなければいけないと定められています。

前払いの場合は料金を支払う

探偵事務所によって、料金を支払うタイミングが異なります。

前払いの場合は、契約締結後に支払いましょう。

料金を支払うまでは調査が開始されないため、費用を用意しておくことが大切です。

最初は1日だけ調査を依頼するつもりだったものの、探偵に相談した結果、3日の調査を依頼することになったケースでは、数万~数十万円単位で費用が増えます。

探偵事務所によっては、クレジットカードの分割払いやローン払いが可能です。

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調査終了後に追加料金を支払う

後払いの場合は、結果が記載された調査報告書を受け取った後に料金を支払います。

料金が前払いでも、追加料金が請求される場合があります。

追加料金がかかるかどうか事前に確認しておきましょう。なお、依頼主の同意を得ずに追加調査を行うことはできません。

そのため、追加調査の相談がなかった場合は、追加料金も発生しないでしょう。

ただし、数千円~10,000円程度の実費や諸経費は追加請求される可能性があります。

まとめ

まとめ

自分で行動調査をする場合は、尾行や張り込み、友人や知人への聞き込みなどのリスクが高いため、十分な調査ができない可能性があります。

対象者にバレずに情報を入手するためにも、探偵に依頼することをおすすめします。

プロの技術を用いて、短期間で質の高い情報を入手してくれるでしょう。

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