夫の様子がおかしかったり不審な行動がみられたりする場合は、その理由を調べることが大切です。
しかし、自分で調査することは難しく、夫にバレる可能性もあるでしょう。そのため、信頼できる探偵に素行調査を依頼することが大切です。
ここでは、夫の素行調査を依頼すべきケースや依頼前の準備、信頼できる探偵の選び方について詳しくご紹介します。
夫の素行調査をすべきケース
夫の素行調査は、次のような場合に依頼しましょう。
何かあったの?と聞いても答えてくれない
明らかに様子がおかしいのに、何かあったのか尋ねても答えてくれない場合は、何らかのトラブルに巻き込まれている可能性があります。家族を巻き込まないために詳細を話してくれない場合もあるため、夫に内緒で探偵に素行調査を依頼することが大切です。
急に残業が増えた
普段は定時で帰宅するのに急に残業が増えた場合、実際には残業しておらず不倫相手と会っている可能性があります。また、同僚と風俗店に行ったり、半グレグループと関わっていたり、さまざまな理由が考えられるでしょう。
理由がわからずモヤモヤしている場合は、探偵に素行調査を依頼することが大切です。
小遣いでは買えないものを買っている
小遣いでは到底買うことができない高額な服やアクセサリーなどを身につけている場合は、お金の出所を探るために素行調査を依頼した方がいいでしょう。
単なるへそくりや結婚前に貯めた個人の貯金なら問題ありませんが、何らかの犯罪に手を染めている可能性もあります。
出張の回数が急に増えた
出張の回数が急に増えた場合は、不倫相手と旅行に行っていたり自宅に泊まったりしている可能性があります。
また、出張の回数が急に増えたことで健康上に問題が起きていないか、出張先で不当な扱いを受けていないかなど、妻として夫を心配する方もいるでしょう。いずれにしても、探偵に素行調査を依頼すれば、出張先での夫の様子を確認できます。
単身赴任先での様子を知りたい
単身赴任で、夫と会えるのが月に数回に限られている場合、赴任先での様子を知りたいと思う方は少なくありません。
不倫や夜遊びなど問題のある行動をとっていないか心配な方は、単身赴任先の地域をカバーしている探偵に依頼しましょう。
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急に言葉づかいや行動が暴力的になった
急に言葉づかいや行動が暴力的になった場合、何らかの強いストレスを抱えていたり、問題のあるグループと関わっていたりする可能性があります。
放置するとDVに発展する恐れもあるため、原因を突き止めるために素行調査を検討した方がいいでしょう。
夫の素行調査を依頼する前の準備
それでは、夫の素行調査を依頼する前の準備について詳しくご紹介します。
夫の顔写真や身長などのデータを用意する
夫の顔写真や身長、体重、体型など、できる限り多くの情報を用意しましょう。
探偵が調査対象の夫を見失わないためにも、さまざまな角度から撮った写真を可能な範囲で用意することが大切です。髪型を頻繁に変える場合は、依頼の直前に撮った写真を用意しましょう。
調査したい日数を絞り込む
調査日を絞り込まない場合、夫が自宅から出ない日や怪しい行動をとらない日まで調査することになり、費用が余計にかかります。
そのため、調査したい日程を絞り込むことが大切です。一見、夫の行動が不規則でも、毎日の行動をメモに書き記しておくことで、ある規則性が見えてくる場合があります。
調査日のスケジュールを可能な限り把握する
調査日のスケジュールを可能な範囲で把握しましょう。ただし、嘘のスケジュールを妻に伝えている可能性もあるため注意が必要です。
探偵は、夫が妻に嘘のスケジュールを伝えることまで考慮して調査計画を立てるので、過度な心配はいらないでしょう。
勤務先や同僚などの情報を用意する
勤務先の情報は、通勤時の尾行に必要です。残業があると聞いていたのに実際は人と会っていたようなケースがあります。
また、知人や関係者に聞き込みをする場合もあるため、連絡先を可能な範囲で取得しておきましょう。
調査成功の基準を決めておく
探偵事務所によっては、成功報酬制を採用しています。調査に成功した場合に追加料金が発生したり、成功したときにだけ報酬が発生したりすることが特徴です。調査成功の基準があいまいだと、料金トラブルになる恐れがあるため事前に決めておきましょう。
例えば、「指定した調査日に夫に不審な行動がなければ成功」、「不倫相手と会っていたり風俗店を利用していたり真実がわかれば成功」といった基準があります。また、探偵事務所によって成功の基準が異なる場合もあるため、契約前に確認しましょう。
探偵と依頼者との「成功」の認識によるトラブルがとても増えています。特に、完全成功報酬を取り入れている探偵に依頼するときには、十分に注意してください。
調査したいと思った経緯をまとめておく
調査したいと思った経緯をまとめておき、相談時に伝えましょう。
例えば、「不倫相手と思わしき女性からのメールを見た」、「最近、半グレグループと夫が関わっている情報を知人から得た」など、経緯には調査方針を決める重要な情報が含まれています。
何を調べてほしいか今ひとつ決まらない場合でも、調査したいと思った経緯を探偵に伝えることで、ベストな調査計画を立ててくれるでしょう。
夫婦問題に強い
夫の不審な行動の原因が不倫とは限りませんが、可能性の1つとして考えられる以上は、夫婦問題に強い探偵に依頼することが大切です。
夫婦カウンセラーが在籍している探偵であれば、より深い悩みまで聞いてもらえるでしょう。
単身赴任先でも調査できる
単身赴任先が県外の場合は、全国に支社がある探偵に依頼することが大切です。
支社がない探偵事務所は、単身赴任先をカバーしている別の探偵に外注する場合があります。また、出張費が高くつく可能性もあるでしょう。質の高い調査を低コストで依頼するためにも、単身赴任先に支社がある探偵事務所をおすすめします。
料金体系がわかりやすい
料金体系がわかりやすく、追加料金の有無が明確な探偵事務所を選びましょう。
車両費や出張費、交通費、実費などが後払いの場合、思っていたよりも費用が高額になる可能性があります。また、料金体系が複雑で、実際の支払額を予想しにくい場合も注意が必要です。
夫の素行調査で問題が発覚したときにとるべき行動
夫の素行調査で問題が発覚したときは、次のように行動しましょう。
話し合う
夫の不倫や風俗通いなどの問題行動が見られた場合は、話し合うことが大切です。最初から弁護士に相談したり裁判を起こしたりすると、家族関係が崩壊に向かう恐れがあります。
また、株やFXで高額配当を得ているために金遣いが荒くなっている場合は、家族にとって良い方向へ物事が向かうように話し合いましょう。
共通の友人に相談する
共通の友人に相談して、話を聞いてもらうのも1つの方法です。
夫に探偵を雇って事実を知ったことを打ち明けられずに悩んでしまう方は少なくありません。場合によっては、共通の友人に間に入ってもらい、話し合いの場を設けることも大切です。
夫の悩みを聞く
会社でのトラブルが夫婦問題の原因になっているケースでは、夫の悩みに耳を傾けましょう。
どうすれば物事が良い方向へ向かうのか一緒に考えることで、夫婦間の絆が深まります。また、夫が孤独感を覚えにくくなるため、不倫や風俗店通いに走ったり、悪事に手を染めたりする事態を防げるでしょう。
弁護士に相談する
夫や夫の実家がトラブルに巻き込まれている場合は、話し合ったうえで弁護士に相談することを検討しましょう。また、夫の不倫が発覚して慰謝料請求を検討している場合にも弁護士に相談することが大切です。
弁護士は、依頼主の代理人として裁判の手続きをしたり出廷したりできます。トラブルの種類に合わせて、その分野を得意とする弁護士に相談しましょう。
まとめ
夫の行動に不審な点がある場合は、素行調査を検討しましょう。浮気や不倫のほか、トラブルに巻き込まれていたり、犯罪に手を染めていたり、さまざまな可能性が考えられます。
探偵に依頼すれば、夫の行動の原因や理由が速やかに判明するため、早く問題を解決できるでしょう。夫の素行調査は、実績が豊富で夫婦カウンセラーが在籍している原一探偵事務所への相談を検討してみてください。