心理学「自己親密行動」とは?

  • 2021年6月4日
  • 2021年9月4日
  • 心理
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何気ない仕草からも、相手の心理状態がわかります。会話の最中に相手が何を考えているのか気になった時は、手の動きに注意してみましょう。言葉や表情に出ていない本音が読み取れるかもしれません。

手のしぐさと親密行動とは?

例えば、手のひらをこちらに見せるしぐさは「あなたの話を聞きますよ」という肯定のサインです。逆に、人差し指で額を押さえるしぐさは「納得できない」という否定の意思表示です。イエス・ノーの意思表示を表す手のしぐさは以下の通りです。

イエスのサインは?(相手の話を聞いている・同意している)
  • 手のひらを見せたり、手を広げて机の上に置く
  • あごをさする
  • 2人の間にある書類や灰皿などを片付ける
  • 身を乗り出して前のめりになる など。
ノーのサインは?(相手の話を聞きたくない・承知できない)
  • 体の前で握りこぶしをつくる
  • 両手をももの上に置き、ひじを張る
  • 机の上にあるものをいじったり、置き直したりする
  • 指やペンで机をトントンたたく
  • 鼻の下をさわったり、鼻の横をこする
  • 指で額の真ん中を押す など。

これ以外にも、手のしぐさには様々な感情が表れます。他には、頭をかく仕草には不安や緊張、心の葛藤、不満などが表れるとされています。手で自分の顔や体などを触ったりするのも、同じ心理を表す仕草です。

これらの仕草のように、自分の手で自分の体をさわる行為を自己親密行動といいます。これは、泣いている小さい子どもが親など身近な大人に頭を撫でられると泣き止むのと同じで、自分の体に触れて不安を紛らわせたり、気持ちを落ち着かせる効果があるのです。髪の毛を指に巻き付けたり、なでたりする女性によく見られるしぐさも、自己親密行動の一種です。

代表的な自己親密行動とは?
よく見られる仕草のひとつに腕組みがあるが、腕を組む行為にはこの自己親密行動の場合と、自己防衛的な場合の2種類がある。前者は、ひじが下を向いて自分の体を包み込むように腕を組むもので、上司や異性などと向き合って緊張している時などに出る。それに対して後者は、相手に威嚇することで防御姿勢をとるように、ひじが上向きとなり相手の方に向かうように腕を組む。

自己親密行動には、幼少期に親などにやってもらったことを今してほしいという思いが表れています。自己親密行動が多くみられる人は甘えん坊で、依存心が強いタイプの人が多いと言われています。

脚(足)の動きと親密行動とは?

手のしぐさ以上に、その人の深層心理が表れやすいとされているのが「脚のしぐさ」です。脚は、人間の体の中では目から最も遠い位置にあり、また座るとテーブルなどで隠れてしまうことも多く、それだけ無防備なため本心が表れやすいのです。

とりわけ自分の意思でコントロールしにくいのは「ひざやつま先」です。ひざやつま先は、自然に関心のある人の方向や向いてしまうものです。

飲み会やパーティーの席で異性と座りながら談笑している時、相手の上半身はこちらを向いているのに、ひざやつま先は他の人を向いていたら、その人はあなたに脈がないのかもしれません。

また、相手があなたの話をリラックスして聞いていればいるほど、座っている相手の脚は緩んで開いてきます。つまり、座った時の相手の脚の開き具合はその人の緊張度を示すとともに、心の開き具合を表しているともいえます。

もし、あなたが会話をしている相手の心理状態を知りたいと思ったら、脚の開き具合を見てみましょう。

商談などの席で、相手がひざを開いた状態で話を聞いていれば、うまくいく可能性大と考えていいでしょう。逆に、座っている時に頻繁に脚を組み替えたりするのは不愉快な感情やイライラした気分の表れなので、速やかに話題を変えたり、会話を切り上げたりした方が賢明です。

貧乏ゆすりも、心の中にいらだちや不安がある時にこれを解消しようとして起こるしぐさです。交渉の場などでこれをやってしまうと、相手にこちらの弱点を知られてしまうことにもなるので注意しましょう。

心理学から見る貧乏ゆすりとは?
心理学的にはフラストレーションを解消しようとする体の動き。細かく足をゆすると、小さな振動が脳神経に伝えられ、緊張やストレスを和らげる効果があるという。
脚の開き具合でわかる相手の心理とは?
  1. 脚を軽く開いて座っている:リラックスして話を聞き、こちらを受け入れようとしている。
  2. 脚をかたく閉じて、またはかたく組んで座っている:自己防衛のポーズ。不安や緊張を感じており、相手の侵入を拒んでいる。
  3. 脚を大きく開いて、または投げ出して座っている:相手を威嚇、または見下している。
  4. 脚を軽く組んで座っている:相手によく見られたい、認められたいと思っている。

自己親密行動に隠れている病気とは?

髪を引っ張る自己親密行動の延長で、自分で自分の髪の毛を抜く人がいます。これは「抜毛症」といわれる、れっきとした精神的な疾患です。

人口の約1~2%にみられる病気で、そのうちのおよそ90%は女性です。発症年齢は子供や思春期に多いとされていますが、最近では成人男性が発症するという例も増えています。抜毛した時の開放感や快感がストレス発散とリンクしてしまって、自分ではやめることができなくなっています。

抜毛症とは?
抜毛症は「抜毛癖」とも呼ばれ、美容目的以外で自分の体毛を自分で抜いてしまうという病気です。抜毛癖とは、正常な毛を自ら引き抜いてしまうことで脱毛斑が出現する、精神疾患の一種です。20代までの若い人に始まることが多いです。特に頭髪を引き抜くケースが多いことから、禿頭病(とくとうびょう)とも呼ばれます。

自己親密行動には、改善させなければならない行動とそうでない行動がありますが、髪の毛を抜くような行為は、明らかなストレスが潜んでおり認知行動療法などを行うことが有益とされています。時には、「薬物治療」や「精神療法」などのカウンセリングが必要になってきます。

自己親密行動は「単なる癖」とひと言で片付けられる事もありますが、背景には不安や緊張などからストレスを抱えていることもたくさんあります。相手の気持ちを読みとるサインとして考えれば、円滑な人間関係をおこなう補助にもなるでしょう。

しかし、髪の毛を抜くなどの自傷行為が見られるときは精神疾患との関係があるときがありますで、注意が必要です。

脚の動きと自己親密行動
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