コンドームの国内メーカーとして大きなシェアをもつ相模ゴム工業がおこなったアンケートに「ニッポンのセックス」という調査があります。
この調査によると、男性女性・全年代を通じて20.5%の人が「結婚相手・交際相手以外にもセックスをする相手がいる」と回答しました(2018年版)。
の結果が「多い」のか「少ない」のかは別として、浮気は性別・年齢を問わず存在するものだということがわかるでしょう。
ここで不思議に感じるのは、誰がみても非の打ち所がないようなパートナーがいても、浮気をくり返してしまう人がいることです。
なぜ浮気をしてしまうのか、どうして浮気グセは治らないのか…
このコラムでは、浮気が治らない理由や、浮気グセのある人の特徴について分析していきます。
浮気が治らない大きな3つの理由
俳優の石田純一が「不倫は文化」と述べたという話は有名です。
実際には、しつこい記者に「歴史も全否定するのか?」と言っただけで、実際にはそんな名言(迷言?)を述べたわけではないそうですが、浮気・不倫を肯定したのは事実。
浮気・不倫をされた方としてはとても許せる理屈ではないでしょう。
浮気・不倫は、一種の「中毒症」みたいなものです。
一度でも足をつっこめば、たとえ反省してもその後も繰り返すのは目に見えています。
なぜ、浮気・不倫をする人はくり返してしまうのでしょうか?
本能に逆らえないから
人間を生物としてわければ、世の中には男と女しか存在しません。
そして、生物は「種の保存」という本能をもっています。
より多くの子孫を残そうとするのは地球上に生まれたすべての生物がもつ本能なので、パートナー以外とも交わろうとするのは至極当然のことなのかもしれません。
そんなもっともらしい理由をつけられても、浮気をされた側が納得できないのは当たり前ですが…
浮気が悪いことだと思っていないから
「バレなければ不倫にはならない」「浮気は甲斐性」くらいの軽い感覚で浮気をする人も少なくありません。
とくに罪悪感もないのだから、たとえバレても開き直り、また浮気をくり返します。
人に求められることでしか自信をつけられないから
世の中には「認められたい」「求められたい」という欲求を抑えられない人がいます。
いわゆる「承認欲求の強い人」のなかには、異性から求められ、認められることでしか自分を満足させられないタイプの人も多いので、浮気・不倫をくり返してしまうのです。
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浮気が治らない人の特徴
浮気グセが治らない人に注目すると、ある一定の特徴が見えてきます。
性欲が強い
浮気が治らない原因として「本能」が挙がりましたが、性欲が強ければ強いほど実際の行動は本能的になります。
強力な性欲をもつ人ほど浮気をくり返しやすいのは明らかでしょう。
お金にだらしない
お金にだらしない人は、考え方が愉楽的です。
「今が楽しければいい」ので、モラルにとらわれずパートナー以外との浮気・不倫にも歯止めを利かせようとしません。
寂しがりや・自己評価が低い
浮気をくり返す理由として「承認欲求」を挙げましたが、性格が寂しがりやであったり、自己評価の低い人であったりすれば、より承認欲求は高まります。
つまり、寂しがりや・自己評価が低い人ほど浮気をくり返します。
モテることがステータスだと考えている
たくさんの異性からモテることをステータスだと勘違いしている人は、浮気をくり返します。
異性からモテるという事実は自分に自信をつけてくれるものです。
自分のパートナーにも「モテるくらいの魅力が高い人物であって欲しい」と望むものですが、それは「モテる」程度で済ませて、交際にまで発展してはいけないのです。
善悪の判断がつかない・流されやすい
良いこと・悪いことの判断がつかず、いつも人の意見に流されてばかりいるような人は、浮気をくり返します。
難しい判断ばかりではなく、ちょっとした日ごろの決断にもこの傾向は見え隠れするので「流されやすい」「自分がない」といったパートナーには要注意です。
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浮気が治らない相手にできることは3つだけ!
もし、あなたのパートナーが「浮気が治らない人」なら、あなたに残された選択肢は3つです。
浮気を許す→見逃してあげる
そのまま穏便に夫婦関係・交際関係を続けていきたいなら「浮気はしょせん浮気」と大きな気持ちで構えて浮気を見逃すしかありません。
浮気は浮気、決して本気じゃないと見逃しながら、上手に主導権を持ち続ければ破局を避けながら関係を続けられるでしょう。
浮気を許さない→別れる
一度でも浮気をされてしまえば、たとえ和解して関係が修復できても心の傷が残ります。
いつまでも「絶対に許せない」という気持ちを抱えたまま関係を続けることは大きな負担になるので、思い切って別れるのも賢い選択肢のひとつです。
浮気を許さない→浮気相手もろとも責任をとらせる
浮気をされて、ただ「別れる」という道を選んでしまってはひとり負けの印象があるかもしれません。
もし、浮気をしたのがあなたの夫・妻や婚約者であれば、浮気相手にも不法行為の責任があります。
本人と浮気相手もろともに慰謝料を請求して責任を取らせましょう。
ただし、これは既婚者・婚約者に限った話です。
単なる彼氏・彼女、結婚の意思まではない同棲関係であれば、慰謝料請求は認められないと心得ておく必要があります。
明らかに旦那が浮気しているけれど、証拠がなく問い詰められない、浮気相手に慰謝料が請求できないといったこともあるでしょう。 浮気をしている確信があるのに、証拠が手に入らないから何もせずじっと我慢する、といったことは絶対避けたいですよね。[…]
復讐したい!慰謝料請求までの流れ
浮気グセのあるパートナーには、関係を続けるにせよ、別れるにせよ、パートナーにも相手にも「ひと泡ふかせてやりたい」と考えるのが自然です。
パートナーと浮気相手にリベンジするための流れを紹介しましょう。
①まずは浮気の証拠をゲット
浮気の責任を追及するには、一にも二にも「証拠」が大切です。
証拠をつかんでいないと、浮気をした・していないの水掛け論になってしまい、慰謝料請求どころか不利な離婚を強いられてしまうおそれもあります。
まずは浮気調査の実績が高い探偵に依頼して、浮気の動かぬ証拠をつかみましょう。
勘違いしがちなのが、浮気相手との電話・メール・LINEなどの記録です。
とくに、LINEなどによる浮気相手とのやりとりは、こちらとしては「確かな証拠だ」と思い込んでしまいますが、実は裁判などになるとあまり重要な意味をなしません。
浮気=不貞行為を証明するには、不貞行為をはたらいた状況を写真などに記録する必要があるので、個人での証拠確保は難しいでしょう。
尾行・張り込みなどの調査によって秘匿で証拠を集める必要があるので、調査のプロである探偵に依頼するのがベストです。
②浮気相手の身元・住所などを特定
浮気・不倫の責任は、パートナーだけにあるわけではありません。
既婚者または婚約者がいる立場であることを知りながら関係をもった浮気相手にも責任を追及できます。
とはいえ、顔見知りの間柄でもないかぎり、浮気相手は「どこの誰なのかもわからない」というケースが多数です。
浮気相手の住所や名前がわからないと裁判所に訴えることはできないし、そもそも話し合いの場をもつことさえ難しくなります。
そこで、パートナーの浮気が疑わしい場合は、探偵にパートナーの浮気調査と並行しながら浮気相手の身元調査も依頼しましょう。
パートナーとの浮気現場をおさえながら、その後の尾行や張り込みなどによって住所・名前などの情報を特定します。
浮気相手の勤務先や家族関係なども把握できるので、有利な展開での交渉が期待できます。
③証拠を見せて2人に慰謝料を請求(示談)
動かぬ証拠をつかんだら、パートナーと浮気相手の両方に証拠を突きつけます。
ここでパートナー・浮気相手がお互いの不貞行為を認めれば、あとは離婚の条件提示と双方への慰謝料請求について話し合いを進めましょう。
もし、浮気相手のほうにも配偶者や婚約者がいるような状況なら、いわゆる「ダブル不倫」の状態になるので、パートナーにも浮気相手にも倍返しのリベンジになるはずです。
④示談に応じなかったら弁護士に相談
パートナー・浮気相手が慰謝料支払いの話し合いに応じない、話し合いには応じるが慰謝料の金額に納得しないといった状況があれば、法律のプロである弁護士の出番です。
すでに探偵の調査によって得ている、ふたりの不貞行為の証拠や浮気相手の住所・氏名・勤務先などの情報を手に、弁護士に相談しましょう。
パートナーと浮気相手にとっては「弁護士が介入した」というだけでも強いプレッシャーになるはずです。
弁護士が同席のうえで話し合いを進めれば、それまではごねていた慰謝料の支払いにも応じる可能性があります。
また、裁判によって決着をつけることになった場合は、弁護士に代理人として訴訟を進めてもらうことも可能です。
浮気の証拠がない状態でいくら問い詰めても、「考えすぎだろ…」などと言い逃れされてしまうことが一般的です。 裁判で離婚や慰謝料を請求するにしろ、話し合いで浮気を止めさせるにしろ、証拠を確保しておくことは非常に重要だといえるでしょう。 […]
まとめ
何度か浮気をくり返してきたパートナーであれば、それこそ「不治の病」なのであきらめたほうが楽になれるはず。
あきらめて「どうせ浮気だから」とやり過ごすのか、パートナーとの生活や未来もすべてあきらめて離別に向けたアクションを起こすのかは、あなた次第です。
もし「絶対に許せないので必ず復讐してやる!」と決意したなら、まずは調査のプロである探偵に依頼して、浮気の証拠確保と浮気相手の身元調査を依頼しましょう。
パートナーと浮気相手の両方に慰謝料を請求して、苦しめられた分だけしっかりと責任を追及するべきです。
探偵・弁護士といったその道のプロにサポートを依頼して、有利な離別を実現してください。