探偵に人探しをしてもらおうと考えている方にとって、その成功率=発見率はとても気になるところですよね。
決して安くはないお金を払って人探しをしてもらうわけですから、高い成功率を期待したくなるはずです。
この記事では、探偵に人探しを依頼した時の成功率と、成功率を上げるために大切なことについてご紹介します。
人探し調査の成功率はどのくらい?
探偵に人探しを依頼した場合の成功率
多くの探偵事務所が人探し成功率90%と謳っていますが、実は、正確なデータは出ていません。
しかし、後述しますが、事件性が無い限り積極的に動かない警察に比べれば、依頼者からお金をもらって必死で探し出そうとしているわけですから、成功率はかなり高いと考えていいかもしれません。
多くの探偵事務所のホームページを見る限りですが、80~90%が実際のところなのではないでしょうか。
また、全国に拠点(支店)がある大手の探偵事務所のほうが調査地域が広がるため、人探しの成功率は高いかもしれません。
警察に捜索願を出した場合の成功率
次に、警察に捜索願を出した場合についてです。警察庁のデータによると、平成28年度の行方不明者発見率は43%です。
100%の半分に満たないということからも、警察の捜査に不信感を持たれる方もいるのではないでしょうか。
実は、警察で事件性があると判断しない限り、行方不明者を積極的に探すことはありません。つまり、家出人や失踪者の捜索願を出しても捜索してくれないケースがほとんどなのです。
自分の意思で家出した可能性もありますし、そもそも日本では毎年8万人以上の行方不明者が出ているため、警察ですべての人を探し出すことは物理的に不可能なのです。
人探しの成功率をあげるために大切なこと
お金を払って探偵に人探しを依頼するのであれば、必ず成功させたいですよね。ここではそのためにすべき大切なことをご説明します。
行方が分からなくなってからすぐに依頼する
探偵に依頼するまでのスピードは重要です。最後に会った日からできるだけ時間を空けずに依頼をしてください。
早ければ早いほど、まだ遠くに行っていない可能性が高いですし、ターゲットの見た目も変わっていませんので、探しやすくなります。
探したい人の情報を多く集めて伝える
探偵が人探しを行うときは、聞き込みをしたり、ターゲットが行きそうな場所に実際に行ったりして探し出します。
そのため、探したい人の情報が多ければ多いほど、捜索する先が絞り込めるので発見できる可能性も高くなります。
些細なことでもいいので、できるだけ多くの情報を探偵に提供しましょう。具体的には、
- 実家の場所
- 母校
- 写真
- 勤務先
- 行きつけの店
- 知人や親せきの情報
などの情報はわかる範囲で必ず探偵に伝えてください。
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「人探しの成功率99%」と謳う探偵は要注意!
一刻も早くに発見してほしいと願うあまり、悪徳探偵の口車にのせられてしまう人もいるので注意しましょう。どういう探偵がアヤシイかというと、あまりにも高すぎる成功率を謳う探偵社です。
「当探偵事務所は、人探し成功率99.9%!!」など、ほぼ100%の成功率をアピールする探偵事務所は誇大広告である可能性が高いです。
警察よりは探偵の方が人探しの成功率が高いのは事実ですが、そもそも、ほぼ100%で人を探し出すのは不可能です。このような誇大広告をしている探偵事務所は
- 嘘をついている
- 成功しなさそうな案件を断っている
- 発見できなかったとしても調査に不備は無かったことを主張して失敗を認めていない
などが考えられます。いずれにしても、依頼をしてもメリットにはならないので、引っかからないようにしっかりと探偵事務所の比較をしてくださいね。
まとめ
探偵に人探しを頼んだときの成功率や成功率を上げるためのコツについてお伝えしてきましたが、参考になりましたでしょうか。
人探しを成功させるためには、いなくなってしまってからできるだけすぐに調査を依頼することが大切です。
「家出しただけかもしれない」
「すぐに帰ってくるから大丈夫だろう」
「探偵に依頼して大袈裟にしたくないな」
という迷いもあるかと思いますが、事件や事故などに巻き込まれたりしている可能性も0ではありません。手遅れになってしまう前に、無料相談窓口などを活用して、まずは一刻も早く探偵に相談してくださいね。