「ある人を探したい」場合、ツイッターは活用できるのでしょうか。結論からお伝えすると、ツイッターで特定の人物を探したり、その人の情報を集めたりすることは可能です。
ただ、気をつけなければならないこともいくつかあります。今回の記事では、ツイッターで人探しをするコツや、注意点などをお伝えします。
ツイッターは人探しに適している!
自分で人探しをする方法にはいくつかありますが、その中でもツイッターは人探しに適していると言えるでしょう。
Facebookと違い実名での登録ではないので、名前検索で見つけるのは難しいのですが、拡散の速さはピカイチです。
人探しにおいてはいなくなってからの時間経過が少なければ少ないほど発見率が上がりますので、捜索していることをできるだけ早く、できるだけ多くの人に知ってほしいときには大活躍します。
ツイッターで人探しをする方法~行方不明者の捜索の場合~
行方不明になってしまった人を探す場合のツイッターの使い方について見ていきましょう。
まずは、行方不明者を探していることを冒頭に記載します。【行方不明者の捜索】【拡散希望】など、鍵カッコで目立たせると見ている人は目につきやすいでしょう。そして、行方不明者の最新の写真とともに、
- 名前
- 年齢
- あなたとの関係性
- いつから行方不明なのか
- 最後に見た時間と場所
- 失踪時に着用していた衣服
を記載しましょう。
行方不明者の捜索の場合は特に、できる限り早く発見したいですし、確実に帰ってきてほしいと思いますよね。ツイッターでの人探し成功率を上げるためには、
- 固定ツイートにして常にフォロワーから見えるようにする
- リツイートを呼びかける
- 犯罪性がないことを示し切実に見つけたいことを訴える
などの工夫をするといいでしょう。
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ツイッターで人探しをする方法~所在調査の場合~
「昔の友人を探したい」「初恋の人を探したい」などの所在調査をする場合のツイッターの使い方について見ていきましょう。
ツイッターには検索窓がありますので、そこに探している人の名前やニックネームを入れて検索をしてみましょう。
運が良ければ、探している人がそのままのニックネームや名前でアカウントを作っていてすぐに見つけられるかもしれません。
そうではなかったとしても、ツイートの中に名前が含まれていれば検索に引っかかりますので、見つける手がかりになるでしょう。
名前だけだと、膨大な量のツイートが検索で引っかかってくるかと思いますので、その場合は、
「名前 勤務先」
「名前 出身学校」
「名前 職種」
など、絞り込んで検索してみるのも効果的です。勤務先や出身学校を含んで検索をかけると、探している本人に関係のある人のツイートが見つかることもあります。
その場合は、その人のフォロワー一覧、フォロー一覧から探している本人を見つけ出すこともできるでしょうし、その人に探していることをダイレクトメッセージで送ることも可能です。
ダイレクトメッセージを送る場合は、単に探していることだけでなく、探している目的、自分との関係性などをしっかりと明記し、悪用の意図がないことを伝えるようにしてくださいね。
また、ツイッターにはハッシュタグという機能がついていますので、その人の趣味など関連がありそうなキーワードで検索してみることも可能です。
キーワード検索で気になるつぶやきを見つけたら、その人に直接メッセージを送り、情報提供を求めてみてもいいでしょう。
【注意】ツイッターは拡散スピードが早いからこそ慎重に!
あなたの人探しの目的がストーキングやDVではなかったとしても、あなたが拡散した情報により、その人が別の人物にストーキングをされたり暴力を受けたりする可能性もあります。
事実、過去に、SNSでの拡散が原因でストーカーに情報が渡ってしまい、本人が殺されてしまうという悲惨な事件がありました。(参考:逗子ストーカー殺人事件)
ツイッターで人探しをする際は、あなたがストーカーやDV加害者でないことを証明するために、情報の提供先を警察にしておくといいでしょう。また、ツイート内容にも細心の注意を払ってください。
ツイッターでの人探しがうまくいかないときは?
自分でツイッターを使った人探しをしてみても、なかなか情報が集まらない、探し出せない、という場合は他の方法も検討すべきです。
事件性が高い場合は、警察に依頼しましょう。捜索願を出し、警察も事件の可能性が高いと判断してくれれば、すぐに探してくれる可能性があります。
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また、事件性は証明できないけれど、子供や夫が行方不明になって緊急性が高いという場合は、探偵に人探し調査を依頼するのがベストです。
警察の場合は、事件性がないと判断されると積極的に探してくれませんが、探偵であれば、依頼をすればすぐに調査を開始してくれます。
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まとめ
今回はツイッターでの人探しの方法や注意点について見てきましたが、参考になりましたでしょうか。
拡散範囲や拡散スピードを考えるとメリットの多い捜索方法であることは確かですが、情報の確実性や、安全性を考えると、注意しなければならないことが多い方法でもあります。
より確実に探し出したいという場合は、警察や探偵への依頼を検討することも必要でしょう。