「この人と本当に結婚してもいいのだろうか?」不意にそんなことを考えてしまったことはありませんか?
リクルートの調査によると、今日インターネットの急激な進化により、「婚活サイト・アプリ」を通じて結婚した割合は過去最高になっています。
この動きは、現代日本の問題となっている、独身率の増加や晩婚化の流れを防ぐ素晴らしい効果を発揮する一方で、1つの問題を抱えています。
その問題とは、相手の事をよくわからないまま結婚してしまい、価値観の違いや金銭トラブルを抱えているなどを後から知り、そのギャップに耐えられず離婚してしまうというものです。
結婚調査は、そのような問題を解決するのに適しています。
この記事では、結婚調査のメリットや費用を低く抑える方法などを詳しく載せていますので、気になる方はぜひ確認してみてください!
結婚調査のメリット
まず、本題である結婚調査のメリットから紹介していきます。
安心して結婚することができる
今日、「電撃婚」といった言葉が使われるように、早い段階で結婚するケースが増えています。
それで上手くいくケースがある一方で、結婚前には知らなかったパートナーの性格や金銭問題、浮気などが判明する場合もあります。
結婚で「絶対失敗したくない!!」という人は、交際相手の事を詳しく知る必要があり、結婚調査を得意とする探偵に依頼すれば、迅速かつ詳細に調べることができます。
調査対象にバレずに調べることができる
もし婚約者自身が交際相手の調査を行い、調査をしていることがバレてしまった場合、今まで通りの関係になることは難しいかもしれません。
最悪の場合、婚約破棄の恐れもあります。しかし、探偵に依頼することで、当事者とは全く関係のない第3者が調査を行うため、バレることはまずありません。
限られた時間に効率よく調査することができる
結婚調査を自分で行うとなると、自身の余暇時間を使うことになるため、調べられる時間が限られ、調査が長期化してしまう可能性があります。
一方で、探偵は相手を調査することが仕事であるため、多くの時間を調査に費やすことができ、契約書で調査時間も決められるため、自分でやるより短い時間で済みます。
結婚調査のデメリット
逆に、結婚調査のデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
自分で調べるよりも費用が掛かってしまう
当たり前の話ですが、自分で調査すればかかる費用は交通費のみでほとんどかかりませんが、探偵に依頼すれば、契約料、成功報酬など様々な費用が掛かってしまいます。
調査が失敗した場合は婚約破棄になる可能性がある
可能性としては低いですが、もし結婚調査をしていることが相手にバレてしまった場合、相手方からの信用を失い、婚約破棄であったり、その後の生活に大きな影響を与えたりします。
悪徳業者とのトラブルが発生する可能性がある
事務所によっては、必要以上の調査員を導入して、後で多額の料金を請求したり、成功条件をあいまいに提示し、不要に期間を延長したりすることがあります。
結婚調査の料金相場
結婚にはどのくらいの費用がかかるかを紹介します。
35万円から75万円(調査員3名の場合)
例)張り込み・尾行・撮影による調査を1日6~7時間を調査員3名で3日間調査をした場合。諸経費、及び 撮影機材一式、報告書(ビデオ映像含む)、すべて含めた合計金額で算出します。
⇒ 料金総額=35万円~75万円程度 (※目安の金額となります)
結婚調査費用を安く抑える方法
紹介した通り、探偵費用とは決して安いものではありません。なので、ここからは探偵費用を安くする方法を紹介します。
事前に情報を集めておく
事前に、交際相手の名前や職場の住所、趣味などの、自分が調べることができる基本的な情報を調べておきましょう。
そうすることによって、探偵の調査がスムーズに進み、依頼成功までの期間が短くなり、契約日数の削減につながります。
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調査員の人数を減らす
結婚調査では通常、2~3人程度で調査を行います。時と場合にもよりますが、5人以上で調査しようとしていたら、人数を減らせないか相談してもいいかもしれません。
無料相談を利用する
探偵事務所によっては、無料相談を行っているところもあります。
多額なお金をかけて依頼する前に、1度無料で相談してみて、正式な契約を決めるかどうか考えてみるといいでしょう。
実際に結婚調査を行った事例
実際にあった結婚調査の事例を見てみましょう。
結納を交わした後に浮気が発覚したケース
すでに結納を交わしているが、結婚の延期をお願いされたり、デートの回数が減った事に疑問を持ったため、探偵に結婚調査を依頼。
相手の男性は、1ヶ月前に仕事を辞めており、ハローワークに通っていたことが判明しました。
このことを依頼主に心配をかけないよう再就職が決まってから話そうと考えていましたが、依頼主の方は嘘をつかれたことの不信感などから、結婚を白紙にしました。
【参考:相沢京子調査室】
インターネットで知り合ったケース
インターネットでのメールで知り合ったという男性に、何か問題がないかどうか不安であったため、ご両親が興信所に依頼。
男性の身辺調査を詳細に行ったところ、勤務態度はよく、金銭問題も抱えていませんでした。
しかし、重度のアニメマニアで、少女愛好志向あることも判明したため、ご両親の希望による工作によって、2人を別れさせました。
【参考:相沢京子調査室】
金銭トラブルを抱えているという疑惑があったケース
同棲しているカップルの女子学生で、その両親が多額の借金を抱えているのではという疑惑があったため、男性側のご両親が探偵に調査を依頼。
女性の父親が以前、会社を倒産させていたことが判明。しかし、現在は負債を一切抱えておらず、地道に働きながら信用を抱えている最中のようでした。
【参考:相沢京子調査室】
失敗しない探偵事務所の選び方
最後に、失敗しない探偵事務所の選び方を紹介します。
口コミが本当に信用できる情報なのかしっかり判断する
ネットにたくさんある口コミは信用できるのでしょうか?
簡潔にいうと、頭ごなしに信用しないほうがいいでしょう。
理由としては、インターネットの口コミは「嘘」や「創作」である可能性も充分にあるからです。
「誰の口コミなのか」「信頼できるサイトに載せられているか」などの情報から、信用できるかどうか判断するようにしましょう。
料金体系をしっかりと確認する
結婚調査では、大きく分けて3つの料金体系があります。
・時間制プラン
・成功報酬型プラン
・パック料金プラン
まず、時間制プランとは、「1時間)または1日)いくら」と決められており、実際に調査にかかった時間分支払うプランです。
2つ目の成功報酬型プランとは、依頼当初は着手金のみ支払い、調査が成功した時点で成功報酬を支払うプランです。
3つ目のパック料金プランとは、基本料金はもちろん、調査費用や諸経費・成功報酬まですべて含めまれた料金パックのことです。
自分の依頼内容の性質上、どれが1番適しているかを考え、その料金プランを採っている事務所を選ぶべきです。
成功条件を決めておく
結婚調査では、成功条件が曖昧なまま契約が取り交わされることが多々あります。
成功条件を曖昧にすることによって、調査期間の不要の延長を行ったり、成果が出ていないのに報酬を要求してくるなどがあります。
例えば、本来「完全報酬型」とは、
- 浮気の証拠を納める
- 隠し事があることを暴く
- 職業や年収の偽りがあることを暴く
上記3つの条件を達成できたときに料金が発生するものです。
しかし、
- 「証拠は見つからなかったが、調査自体は成功した」などほとんど屁理屈に近いもの
- 「見知らぬ女性と一緒に歩いていたが、どこで何をしていたかまではわからない」
- 「実際は離婚経験が数回あるに実が証拠はない」
など、中途半端な情報までしか得られていないものを成功と主張
- 「調査を途中でやめるならその時点で成功」とみなし、今までの調査分全額支払う
といった、元来の完全報酬とは異なるものも存在します。したがって、どの時点で「成功」となるのかを契約段階でしっかりと確認する必要があります。
まとめ
結婚調査を探偵に依頼することで、調査対象者にバレずに不安や疑念を解消する証拠を限られた時間で得られ、安心して結婚することができます。
「早く結婚したいけど失敗したくない」、「結婚しようとは言ってくれるもの両親に紹介してくれない」など、何か不安な要素がある方は是非、探偵に相談してみましょう。
そうすれば、後ろめたい事情があるのかどうか白黒はっきりさせることができ、結婚を思いとどまったり、逆に、結婚へ背中を押してくれたりしてくれるでしょう。